フーリエ変換赤外分光光度計 JEOL JIR-6500W |
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分子中の原子は、常に相互間で相対的位置が変動しています、この振動を調べる方法として赤外吸収スペクトル法があります。物質に赤外線(通常 波長2.5〜25μm、波数4000〜400cm-1)を照射すると、その物質に特有の振動数の分子振動の赤外線を吸収し、物質は多くの特有な振動数を持つので、物質の同定、分子の部分構造の決定や分子の置かれている環境などに関する情報を得ることができます。
フーリエ変換赤外分光光度計 Fourier Transform Infrared Spectrometer(FT-IR)は分散型赤外分光光度計に比べると、測定時間が短く、感度、精度ともに優れており、微量試料の測定や表面分析に有利です。測定方法としては透過法、顕微法、拡散反射法、ATR法があります。
■測定依頼の方法
測定依頼書(FT-IR用)に必要事項を記入の上、サンプルを添えて機器分析施設(205 教官実験室)田中まで申し込んで下さい。
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