トップページ  
ciaku@gpo.kumamoto-u.ac.jp
概要 アクセス 施設内配置図 設置機器一覧 利用料金表 予約フォーム(学内) 予約方法 各種申請書

設置機器一覧 一覧へ戻る

機器の概要
主な研究業績 マニュアル (PDF 20KB)
有機微量元素分析装置 J-SCIENCE JM10
有機微量元素分析装置 J-SCIENCE JM10


 有機化合物、天然物などの同定および化学構造の推定や確認を行う場合、物質を構成している元素組成を正確に定量することは、極めて重要です。

 元素分析装置(CHNコーダー)は有機化合物の主構成元素であるC・H・Nを完全燃焼分解し、H2O・CO2・N2 に変換、これらの各成分を測定し、試料の構成元素C・H・N量(%)を測定する装置です。基本的にはC、H、N、O、S、Fを除くハロゲンで構成されている試料を対象とした分析方法です。

■測定依頼の方法

  • 依頼分析フォームに必要事項を入力し、送付票を添付したサンプルを元素分析室(西山)まで提出して下さい。

  • 依頼分析フォームには予想含有率(小数第2位まで)、分子式、性質、構造式などサンプルの情報を詳細に入力して下さい。

  • サンプル容器には試料名、申込者名を記入したラベルを必ず貼付して下さい。

  • 試料はできるだけ純度が高く、よく乾燥させたものをサンプル容器に入れて出して下さい。目的物以外の不純物、ろ紙片、ほこりなどが含まれないように再結晶、蒸留などの方法で精製して下さい。

  • 十分な乾燥のため、かつ不均一性を避けるため、試料は細かい粉末状にしてから乾燥して下さい。

  • 測定に使用する試料量は約2mg です。1mg以下でも測定は可能ですが、誤差が大きくなります。

  • 液体試料はアンプル管に入れるか、しっかり密封してから出して下さい。

  • 粘度の高い試料は秤量が困難なのでできるだけ多めに出して下さい。

  • 無機元素を含む試料については必ず明記して下さい。これらは燃焼管を破損する恐れがありますので別の日に測定を行います。また、測定値に誤差が生じる場合もありますのでご了承下さい。

  • フッ素を多く含む試料は装置の故障を招く恐れがあるので事前に御相談下さい。
[設置場所]
102 元素分析室
[お問い合わせ]
機器分析施設 西山麻砂美 内線4829
E-mail : masami@gpo.kumamoto-u.ac.jp
[サンプル送付票]
PDF    Word


トップページ サイトマップ このページのトップへ
当ウェブサイトの著作権は、熊本大学大学院生命科学研究部附属グローバル天然物科学研究センター 機器分析施設に属します。
掲載内容および画像などの無断転載を禁止します。